嵐さん関連で置いておくところ、はてなブログ版

嵐さん関連の自分のツイートまとめ、その他の所感、覚書など 。ツイートは複数の記事に重複して振り分け貼ることが多々あり。(https://twitter.com/misokakoat5) ※2021年以降、活動中の各メンバーのご活躍も追っている毎日だけど、日記に記録するのは五人の「嵐」ゴトに限定しようかな、活動休止明けまでは

嵐『つなぐ』(映画『忍びの国』主題歌)関連/映画についても

嵐の『つなぐ』(2017年7月1日に公開の映画『忍びの国』主題歌)
初回限定版と通常のとセットで購入。発売日は2017年6月28日。
それまでに、ミュージックステーション嵐にしやがれで披露された。(その時はフルではない)

※『つなぐ』に関する自分の呟きまとめ
(更新継続予定)
(『忍びの国』感想も少し含む。ネタバレはしないように気を付けたいとは思ったけど、ページの下のほうにちょっとある。)

☆(Mステ6/23)『つなぐ』大野さんの振付けたダンス超めっちゃ素敵、嵐さんの腕とか手の動き強そう且つ色っぽい、黒い闇な感じとか、這い出るような動きとか好き、歌も、じっと溜めた隠れた力を感じる…(うまく言えないけど、やっぱり、強さ秘めて忍んでる感じがした曲調…)(2017)

☆そして、振付に使う大野さんのメモというのを、見てみたい気持ち。棒人間の絵など書いてあるという。可愛い/相葉さんのアシンメトリーな黒髪本当にGJで有り難や

☆Mステという生放送の舞台をしっかりつとめる皆さん素晴らしいと思う/涙出てしまうことがあったとしても、きゅっと胸にしまって笑顔を届けてくれる、有り難や

☆Bittersweetの間奏のところの丸く並ぶのとか、TWO TO TANGOの櫻井さんに腕を伸ばして集まるのとか、つなぐの櫻井さん囲むのとか。大野さんの振付けにそういった、輪になる構図が入ってるの多く観るように思う。なんか良い

大野智さんが振り付けを担当した『TRAP』もカッコよくて、これについては別記事に書いた。http://d.hatena.ne.jp/attt5attt/20150813/1439436567

☆『つなぐ』白い背景に黒い衣裳の嵐さん。ユニークな振付けを堪能出来てとても良かったし、先日のMステの披露を観た時の興奮記憶をまた別アングルから補ってくれて幸せ(2017.6.24 嵐にしやがれ)

☆『つなぐ』の忍び要素で思い出したけど、ひとさまにお薦めしたばかりの『心の空』MVメイキングもまた観た。同じ和風のようでも『つなぐ』は忍びで、『心の空』は武道っぽい感じがするからやっぱり違う味だ…。あと、このMVの相葉さんの髪型が貴族探偵様に似たとこある(けど別人)(2017)

※『つなぐ』の発売を目前に、私はドラマ貴族探偵の最終回にも浸っていた。

☆主題歌のI'll be there は、ドラマ貴族探偵の最終回を観た後で聴くと、一層、これが答えだった!感が強いんだけど、嵐さんの主演作品主題歌って、こういうこと本当にあるある。最終話を観ながら歌の世界がリンクしてることを改めて認め感動する事例、多い/を踏まえて嵐さんの『つなぐ』を聴くのが、今から楽しみ!

☆昨日一日Twitterに来なかっただけで、どんだけこんだけたくさんの #貴族探偵 大好きって呟きと、加えて #つなぐ のMVやカップリングが素敵だという感想で、未読を既読にするのに二時間以上掛かってる(2017.6.29朝)

☆まず、つなぐのMVは観た。繰返し観てしまい何も手につかない。CDは、またあとでゆっくり、そして早くiPodに入れたい

☆#つなぐ (嵐)この世は虚しく儚く、雲の中を進むみたいに見通し難いけど、よすがになる愛がひとつあれば、その儚さも分からなさも込みで前向きに味わえそうな、そういう希望の焔が潜んで見えるような気持ちでMV視聴。カッコいい

☆#つなぐ MV、動く身体の面白さや美しさが堪能できるの、好き。早送りとスロー再生みたいな振付け観てて夢と現の間を感じた。妖術が出てそうな手の動き、好き。噴煙巻き上げる、嵐さん、能力者集団っぽい。その妖術、きな粉で出来てたのが驚き

☆粉でむせたりしそう、目にも入りそう、大変そう、って思う…。でも出来上がったMVの嵐さんからは、そんな苦労を感じない仕上がりだから凄い。五人撮影では、振付けした大野さんとスタッフさんの打合せしてる姿も見られる、良い #つなぐ

☆移動中とティーブレーク間に『つなぐ』一巡し、カップリング、どれもシングルタイトル曲とはがらっと違うの。このカップリングで私が一番好きなのは、通常盤のUnder the radarかな…

☆Under the radar カッコいいから誰かこれ巨費投じてSF映画も撮って欲しい。私の勝手なイメージだけど、つなぐ→愛で混沌から抜けて浄土を目指す、だとすると、Under the radar→生々しさを禁じられた世界から逃げて愛で混沌に引き戻ろうとしてる…みたいなの

☆主人公はヒロインの手を取って一緒に未来警察の監視の目をくぐり失踪して隠れ、二人(?)でホディスーツ脱いでみたら印が刻んであって、愛し合わさるとそれが光り出して、大罪と知りつつもうあとには引けない…っていう映画とか撮って欲しい Under the radar #つなぐ

☆#忍びの国 二時間も経ったと思えないくらい全部の場面が面白かった。感覚では一時間も無い気がした。ある意味、お国が最も強いのかも?ふと気付いたらずっと口を開けて見てしまった。あの無門て人間なの?でもあの、つなぐ流れたとき私は「人」に涙してた。どうしてこうなった。また観たい/ある場面を境に、大野さん演じる無門が人間になったの、あとから思い出しても泣きそうになるんだけど…。そして生まれてこのかたそれまで自分の個人情報に興味を持たれなかった彼にとって、お国という存在は…とか考えると胸が、今になって、ずしんとする。 #忍びの国

☆あの場面で、思わず駆け寄って抱き締めそうになったり、鼻血出そうになったりしたことについて、早く詳細を叫びたいんだけど…ネタバレになるから言えないんだ。言いたくてしかたがない。だから世の中の人は早めに観ておいて貰えると、私が助かります(忍びの国)

☆さて、今日は先日とはまた違う席で違う視点で観てくる。前回驚き過ぎた箇所を落ち着いて鑑賞する。でもきっとまた #つなぐ が流れてる時には、頬を涙が伝ってるという自分がいるのはわかってる #忍びの国

☆また観たけどやはり凄かった。平兵衛から、言葉に依らず何かを受け取ったあの無門の死闘に圧倒されたし、そこからの展開、それまで聴いたこともないような無門の声だったし、それまでのあのどこか虚しく楽しむような表情も思い返すと哀しくて、彼に人間の命を授けたのは人間の命だったの #忍びの国

☆親が子に名を付け呼ぶ、という形の愛を彼は知らずに生きてきたんだ。無門の呼び名は彼が彼の努力で獲得した技能を表す。彼女だけが、その奥にある生来の彼を見ようとしたし、それが彼に彼自身の生来の姿へ目を向けさせたかもしれない。なんだろうこのまさかのラブストーリー

☆ところで、忍びの国の本編視聴感想と予告印象とのギャップという声を多数みる、これ私も本当にそう思う。そうかといって、あの、後半の衝撃的な展開、どうやってネタバレしないように伝えるか悩ましい。無門が自分自身に向き合う哀しみや癒しや叫びが心をぎゅっと掴んでくる。観てね

☆うん、そうなんだよね、「アイドルが主演か」「きっとジャニーズのファンばかりが褒める為のものだろう、私は興味ないぞ」的な偏見が、いまだに多いよね。勿体無い。私は新規ファンなのだけれど、ファンになる前の気持ちも分かるし、また、その偏見が如何にしょうもないものだったのかも分かる/ただ、最近、Twitterでも #貴族探偵 や #忍びの国 に関して、そういったアイドルに対する偏見を持たずに真面目に鑑賞して評価してくれる方々の声も多数見掛けるようになり、とても嬉しい。

☆#忍びの国 は、2回観たんだけど、1回目以上に2回目がもっと泣いてしまった。そのわけをネタバレできないのがしんどい。子供の懸案事項が終わったら連れて3回目を観に行きたい(2017.7)

☆主題歌が『つなぐ』なのも、納得した。自分を誰かに繋ぎたいと思うには自分への愛、誰かに愛された自分だから大切さが分かる自分、がどうしても必要だと思うんだ。昔の無門は自分への執着が無いし、自分を誰かに繋ぎたいなんて思うこともなかったんじゃないか #忍びの国

☆人間である自分に気づいて、人間である自分を尊いと思うことから、人間を愛する方向へ向かう。あの主題歌の意味が染み渡る頃には、彼の前に開けられぬ門が無いとか有るとかもう関係なく、一人の人間が人間と繋がって、得た思いを次に誰かに伝え繋いでいる。だからラストにしか流れない曲

※『忍びの国』を「どうせ、ジャニーズ映画だろう」と思ってスルーしている人が多いのかもしれない。
どうせ。ジャニーズ。という感覚は、以前の私ならば持っていた。
これに関しては、以前、この日記記事に書いた。http://d.hatena.ne.jp/attt5attt/20170421

※『つなぐ』の振付は大野智さんが担当していることなど、お茶の間の多くの人々にMステインタビュー等で知られたのは嬉しいし、映画をきっかけにCDやライブコンDVD等に初めて触れる人もきっと増えるだろうと思うと嬉しい。そうしてこれを入り口に「嵐」へ興味を深める人もいるだろうと思うと、なんか嬉しい。
そしてそれ以前に持たれていたパブリックイメージとのギャップをも楽しんでくれる人が増えたらもっと嬉しい。

☆大野さんの言葉(記事引用)「頑張っている姿をあまり人に見せたくないっていうところは、確かに自分にもあるかもしれないなって気はしましたね」「嵐としての活動はすべてのベースになっていて、今回みたいな映画の仕事を一人でする時も、常にそこから“出張”してるって感覚」https://t.co/LdDq5wdBwU (「大野智から溢れる“嵐”としての魅力 映画『忍びの国』について語られた言葉から読む」リアルサウンドの記事より引用 2017.7.29)

☆#忍びの国 もしかして、私が今までに目撃したことのある「大野智さんのラブシーン(対異性限定)」の中でもっとも激しいやつじゃないだろうか、あれ
 
※関連日記→「大野智さんの、これまでのラブシーンと、そして世界一難しい恋への期待」 http://d.hatena.ne.jp/attt5attt/20160509/p1

☆明日は忍ぶの3回目だから、もういっそ今度は笑い目的で観ようかな、けどまた泣いちゃいそうだな。うん。心の赴くままに観る #忍びの国 (2017.8)

☆作品主題歌になり振付もある嵐さんの曲には、私は三通りの鑑賞をしてる。例:『つなぐ』の場合・耳から嵐の『つなぐ』という楽曲を味わう・MV等で踊りも込みの嵐五人の映像として楽しむ・映画『忍びの国』のラストに主題歌として作品の世界観を構成するものとして…の三パターンで堪能してる

☆他の嵐さんの曲も、映画やドラマの主題歌になったものは、その作品の世界とピッタリ合ってるんで、歌を聴くだけで三通り(楽曲にフォーカス・踊りの場面思い浮かべ・作品世界に浸る)の楽しみ方を時により選んでいる自分がいる

☆あ、そうだ今日『忍びの国』観てて映画館で『つなぐ』の「振り向かずに〜」の歌詞が流れた時、ものすごくこのフレーズに納得したことも言いたい

☆無門がお家に入れてもらいたくて必死にお国にあんなこんなこと言ってるのが可愛いのを思い出しながら、寝ることにしました

☆虎狼のあのゲンキンな思考、行動パターン、今の私や誰彼の中にも結構ある要素だから…。虎狼はその部分が極端に肥大してるけど、案外誰しもそんな感じ #忍びの国

☆(本あかでの呟き)何回観ても。大膳と具教のあの今までの全てを語る表情とか。信雄と家臣の関係の変化。平兵衛が無門に、言葉にしなくても伝わってしまったあの場面も。それからお国があの行動に出た時のあの無門の悲痛な声とか。瞬きするの忘れてしまう #忍びの国

☆『つなぐ』嵐さんが、首を上下させながら歌うところあるよね、歌いながら顔が目線が上下するよね、あれは超セクシー。と思ってるの、私だけじゃないよね?/だって口を開けたり閉じたりしながら、顔は煽りにも俯瞰にもなり、髪は動き、首はかくかくする。良い。

☆お出掛けの帰路。iPodで「つなぐ」通常版聴いてる。カップリングでUnder the radarが私は一番気に入っているんだけど、でもこの季節の商店街の華やぎ観ながら聴くのに「お気に召すまま」とても良い…楽しい〜

☆Reach for the sky〜天までとどけ〜 、途中で曲の雰囲気変わるとこあるよね、ちょっとSong for you 思い出してワクワクする

☆「抱きしめたい」も癒される…というか可愛い。うん、かわいいんだ

☆Under the radarは「これ踊るならどんな振り付け?どんな衣装?観たい!!」って聴く度に思うので、お願い…お願いいつか踊ってくれたら嬉しい

☆つなぐ聴きながら、豪華メモリアルBOXを予約してしまった。普通の初回版にするかどうか迷ってたんだけど、もうね、…やっぱり特典映像六時間っていうのをこの値段で入手できるってお得だと思って。 #忍びの国

☆#忍びの国 映画館で観てた時に「ああっ、今のそのアクション、一時停止でじっくり観たい…スローで観たい…!」ってところ沢山あったから、手元にBlu-rayが来ると思うと本当にね、心が安定しますね。特典も楽しみ

※2018.2.2 DVD/Blu-rayBOX発売。

☆#忍びの国 豪華メモリアルBOXの特典(※少しずつ順不同に観)。蔵出し未公開シーン集、あの無門の矢を避ける面白カッコイイ動きとか、お国さんが無門に助けられるキュンとするあの場面とか、お得ご馳走様ありがとうってなった。

忍びの国特典スペシャルナビWOWOW版・秘められた史実編も面白い。忍術と手品の共通項…妖術とは違う、種も仕掛けもあるリアルな忍術を描いてるんですね。そして歴史物には人間の可能性を感じるというお話。人ってそんなことまでするのだ、と

大野智さんと共演者さんスペシャトーク。石原さん伊勢谷さん鈴木さん知念さん立川さん各々方からの大野さん像にも納得、そして大野さんからキャストの方々を評する言葉が、フワッとしてるようで的確、って思った

☆完成披露試写会挨拶の大野さんのポップアップ登場シーンが大好き。出演者さんのやり取りが、もうめっちゃ楽しかったし可愛い。でも役作りに関してのお話など、とても頷けたり腑に落ちたり…超お薦め #忍びの国

忍びの国BOX鑑賞、特典の続き。マキタスポーツさんと満島真之介さんの忍者トリビアクイズ対決も面白い。対決してたのにいつの間にか協力して戦ってるマキタさんと満島さん楽しい。忍者トリビアの「三病」に何か感動しました…。そっか、なるほどと思った

☆あと、ブックレットに書いてあった主題歌「つなぐ」についての説明が、とても良かったよ…三味線とギターのあれとか戦国に喩えてるのとか好き

☆うっかりまた本編を観て涙流してしまったので、再び特典で癒されようと。浅草寺の和服の皆さん(石原さん綺麗!男性陣も超カッコイイ)。札幌のグルメを堪能する中村監督と大野さん。良かった

☆インタビュー集も佳き。あの無門のカメラ目線場面の意味も監督が話されてて、そうか…なるほど…ってなった。それにしても忍びの国、リアルな部分と、ぶっ飛んでる部分との絶妙な塩梅がとても好き

☆忍者がリアルに(忍術もそうだけど、その時代の価値観に添って)描かれて尚且つ現代人と共通項があるのって面白い。人って時代を超えて面白いものだと思った。監督から観た大野智さんの印象と無門がピッタリなの(いつも通りに演じれば無門だという指示)にも、不思議な巡り逢いを感じた #忍びの国 

☆#忍びの国 (特典ディスク鑑賞の続き)大阪舞台挨拶の知念侑李さん、もう「熱い大野智ファン」スタンスでしか語ってないのが泣ける…この映画が「僕と大野さんの思い出」そして指相撲のお二人めっちゃめちゃ可愛い堪らないです/「大野くん」って言ってた/※補足訂正。「僕と大野くんの思い出ムービー」って知念さんが言ってたのは六本木の初日舞台挨拶2回目でした。そのあとに収録されてる大阪の舞台挨拶にその知念さんの「大野くん大好き」が増幅されてる様子を観たのでした

※2017.12.22Mステスーパーライブのメドレーでも、つなぐが歌われた。

http://d.hatena.ne.jp/attt5attt/20171223/p1


※ここからは、ネタバレに配慮して呟かなかった、『忍びの国』関連のあれこれ(追記は継続予定)

・2回目が1回目以上に泣けた理由は多々あるけど、その中のひとつ。「ねずみ」(という名の少年)に対する無門の反応。中盤に出てきたよね、ねずみが過酷な訓練に耐えている、そこにお国と共に遭遇した場面。
私は1回目に観た時点では、ああ無門やっぱり人の心が乏しいんだな、って思ったけど、ラストまで観てからの2回目鑑賞ではね、なんだか無性に泣けた。
無門はあの子供に確実に自分自身を重ねてたはずで、あの子への冷淡さは、自分への冷淡さだ、と思った。
どころが映画のラストは、その子としっかり手を繋いで、自分の愛を子に伝えつつ、おそらく、自分をかけがえのない存在と認識し、自分や人間を愛する気持ちを持って歩いてることが感じられる。

・無門としか(単なる機能、技能、でしか)呼ばれることのなかった人生で、お国に本名を問われ、お国に「人そのもの」を命懸けで愛された我が身だからこそ、未来にこんな自分を繋いで行きたいと願うようになったんではないでしょうか。

・そこに流れてくる主題歌のタイトルが『つなぐ』ですよ…。

・どうしたって無門の、人間とも思えないような(監督によると、ほとんどスタント無しで演じてるらしい。コワイ)アクションのほうが話題になるけど、この映画には、人が、他者の愛を受けて自己愛を得て、それを他者の愛に還していく過程も描かれてるってことに感動する

大野智さんの号泣演技で好きなのは、この『忍びの国』終盤の無門、
それから、舞台『転世薫風』で見せるあの表情や、『怪物くん』で見せるあの涙、
『魔王』で迸るあれやこれ。
その大野さんの顔は、コンテンツを観てみないと普段絶対にお目にかかれない。

・「損得勘定なしに人から守られる」という経験がおそらくそれまで無かったであろう無門、お国にあんな風に命を懸けて守られて、それはそれは劇的画期的に彼の世界は変わったんだろうな…。

※以下、ふせったーで書いた感想。ネタバレあり

忍びの国 三回目鑑賞。細部を楽しんだ。北畠の屋敷での日置大膳の辛そうなの好き。お国のツンとしてるの好き。無門の「何を怒ってるんだ」のホントに純粋に何だか分からない様子、好き。二回目の「川」の「分かったよ」超良い/「分かったよ」も沁みるし「かわいそうなやつだ」も胸にずんと来る
このときの無門の声の出し方。良い。
父へのコンプレックスから功を焦る信雄、可哀想可愛い。

☆見返り不要の、存在そのものへの愛情。彼がやっと見つけたそれを壊したのがほかでもなく、彼が帰属し彼を成り立たせていた虎狼の論理だったこと。それが皮肉で哀しい/でも、哀しいけど、壊されることで生まれた思いもあったので良かった…
良かったけど哀しかった。
無償の愛をお国から得て、無償の愛をお国に注いだその瞬間が、虎狼の輩に襲われる瞬間でもあるの、つらい
その虎狼の者達の行動って、つい先程までは、無門を無門たらしめていたものなのに。それがいま無門の最愛に牙を剥くというの

忍びの国、あの後、お国が快復しなかったと本当に言い切れるのか?など、もしかしたらの無門のその後を想像してしまう。哀しみを経て虎狼の世界から抜けて、柵や重みを伴う人の絆の道を歩き出しても、あの飄々とした軽みも無くさないで欲しい気がする

☆ヒトという生き物世界、武士と忍び、どちらも面白く対比すごい。踊る無門、ぎゃおぎゃお言いながら集まる下忍、利用されても知ったことではないし愛も知らないけど虎狼の軽さ楽しそうでもある。対して信雄と父、凛と仇、大膳や左京亮と新旧の主君…という武家の世の重さ熱さ(忍びの国)

☆そしてお国の美しさと塩対応と可愛さを、思う存分、無門の目線で目に焼き付けた。無門が平兵衛から受け取ったものが胸を苦しくさせるけど、川の場面でまた息を飲んで観てた鑑賞四度目 #忍びの国


☆それとね…大野智さんが、しれっとさらっとした顔して他人の口の中に手を突っ込んでる場面、思い出してみたら何気にこわい絵なのに、映画を観てる間は、それが普通のことのように思わせられてた。術の一種かもしれない #忍びの国
この映画以外にこんなに大野さんが人の口中の粘膜(or 逆に人が大野さんの)に触る場面って観られる場所、ある?いや、ないと思う
※何が「それとね…」なのかというと、この日、四度目の鑑賞をして、他にも呟いたからhttps://fusetter.com/u/misokakoat5

☆なので #忍びの国 で大野さんの超絶な身体能力を堪能したかたで、では体育と縁の無さそうな冷んやりしたほうの大野さんも観てみたいなあって、もし思ったなら、鍵のかかった部屋、お薦めなのでご記憶くだされ。


(ネタバレ注意)
☆最後のナレーション(たぶん「ねずみ」)が「母」と呼んでる人(確実に「お国」)は、こわい人だったと。顔は覚えてないっていうけども。いつまでねずみの傍に居たのか明確ではない感。無門が毒出ししたあと、抱えられ連れて行かれて看病されて気絶から復活した、という可能性も全くなくはないかな、と

(この項、続くかも)

2018.1


☆誰の主演作品のタイアップ曲でも、他のメンバーの魅力もてんこ盛りになってるのが、嵐さんのCDのとても良いところだね…。

☆やっぱりUnder the radarを聴きながら脳裏に浮かぶイメージは、ピッタリした割とセクシーなボディスーツ的な未来的な衣装かな(私の勝手な想像)

☆分かります…Mステのあのパフォーマンスを観てそれまでメンバーに抱いていたイメージを刷新されてそこから嵐さんに注目するようになった方々を多く見ました。つなぐの相葉さんにハッとしたり

大野智さん主演の忍びの国の主題歌が相葉雅紀さんのファンを生んだり、相葉雅紀さん主演のドラマ貴族探偵二宮和也さんのファンを生んだり、そういう楽しい現象をtwitterの上だけでもたくさん目にしてきたので、やはり嵐さんのお仕事は嵐さんに還元されているなあと思う(2018.11のツイート)


大野智さんの主演映画といえば、私が嵐さんにハマるきっかけを作ってくれた『怪物くん』を忘れるわけにいかないが。(これも中村義洋さんの監督作品)
当日記の関連ページ→http://d.hatena.ne.jp/attt5attt/20140801/1406855844

※追記
2018.6.13発売の「untitled」コンサートDVD/Blu-rayで、「忍びの国」主題歌「つなぐ」に繫がる大野智さんのソロダンスが観られるんだけど、これがものすごく世界観を表現しているので万人に見て欲しい〜。
パペットダンスなんですよ。(マリオネットみたいな動き)
松本潤さんが、歌舞伎から着想を得て大野さんに頼んだということを
「untitled」の「嵐の嵐会」で知った。
これに関しては
http://d.hatena.ne.jp/attt5attt/20180612/p1

☆そういえば、忍びの国映画館スクリーンであのラストに、つなぐが流れるのを観てからというもの(映画館では4回観た者です)、…以降「つなぐ」の詞と「つなぐ」タイトル名から私が受け取れる意味が数倍熱く深くなったと思うんだ

忍びの国大野智さんを認識したという人には「untitled」のつなぐを是非視聴して欲しいし(あの曲前のソロダンスも含め)、「untitled」で初めて嵐さんコン観てあのつなぐも超カッコ良いと思った方々には映画の忍びの国も是非観てほしい気持ち

☆ちなみに「untitled」のつなぐ前の神演出は松本潤さん発案だし、つなぐの振付けは大野智さんです…もちろんここに限らず「untitled」全体的に演出も一人一人のパフォーマンスも素晴らしいので、私は生きてる限りこれを宝としています


※2019.4.2 忍びの国、地上波放送後の呟き
(TVでは、細かくカット有り。但し、CMは映画後半には少な目)

☆あああ〜何回観てもあの場面、良いよね…忍びの国。つなぐのエンドロールは最後までやってほしかった

忍びの国DVD/Blu-rayは佳きものですよ…ノーカットで観られる上、特典がホント佳き…いつかぜひお手元に…!

☆自分の名前を初めて知りたがってくれた人間に「知らんのだ…」って答えるしかできない無門が、その、名前の無い自分、愛する人に名前を教えられない自分、自分を好いてくれたのに自分の名前を知らない妻…を想って泣いただろうこと…(忍びの国

☆やっぱり何回観ても…無門とお国の場面の中で私が一番好きなとこはあの涙。彼女によって人間スイッチを育てられ人の世の者になった無門だからこその姿なので…哀しくて痛々しいけど、愛しくってもうね

☆あと、大野さんだからこその表現力が活かされてるキャラでありつつ、「大野智」ではなく「無門」というヒトの変化を見せつけてくれてたのもめちゃめちゃ好きだな…(忍びの国

※信長の子としてではなく自信に満ちた自分の人生を欲した信雄とか、
生を軽んじて欲で動く虎狼を嫌悪して人間として全うしたかった平兵衛とか、
そういう人々がその鍵を、人でなしの無門との戦いに求め、同時に無門の中にあった幾つかの人間スイッチを押していった。
無門の中にあった人間スイッチを育てたのはお国だと思うし、最終的に解放してしまったのもお国だと思う。
名のある一個の人間としてお国に愛されていることを自覚すると同時に、人間として誰かと愛し合いされたことのなかった自身の来し方に、無門は向き合わざるを得ない。というのが
本当に…哀しくて、でもこれから始まることも予告するような、この終盤の涙の無門が大好き。

☆「つなぐ」MVを繰り返し観てた夕方。砂塵を纏って現れ消える妖しい黒影の嵐さんをまた観たくなって…やはり五人の只者ならぬ能力者感が凄い…ってMV観て思うと同時に、メイキングでニコニコするメンバーのお顔を観ると、人間…そういうギャップを繰り出せる人達イイネ
(2019.4)

☆そのあと2017.6.24の嵐にしやがれのつなぐ披露も観、これも好き。ひんやり味のモノトーンでスタイリッシュだけど闇深みも感じる…。大野さん髪が長く黒めで成瀬さんっぽいし、相葉さんの髪がドラマ貴族探偵第10話の終わりを思い出させるやつ(つまり色気増し過ぎ)


※付録。2017年6月23日のミュージックステーションで『つなぐ』が初披露された際の、歌う前のトークが面白かったので文字起こし書いとく。※弘中さんのお名前を誤って表記していたので直しました、ごめんなさい。

敬称略。
タモリ(タ)
弘中綾香アナ(弘)
嵐…大野智(大)、櫻井翔(櫻)、相葉雅紀(相)、二宮和也(二)、松本潤(松)

(タ)続いては嵐です。

(大、櫻、相、二、松)宜しくお願いします!

ナレーション:「嵐が今夜披露するのは、テレビ初披露の最新曲『つなぐ』。大野主演の映画『忍びの国』の主題歌でもあるこの曲は、振付を大野自らが担当。
これまで大野は、数多くの嵐の振り付けを担当。
(紹介映像はZero-G、Up to you 、ついておいで、Bittersweet )
そのコンセプトは様々で、
・(Zero-G、Mステ映像)ある時は、人類の進化?
・(ついておいで、Popcorn収録映像)またある時は、釣糸を巻いてからのフィッシング?
・(つなぐMV映像)そして今回、大野が考案した振付のコンセプトは…忍び。
(ここで大野さんのソロ曲『暁』が)BGMに流れる)
所々で忍者のような動きをする嵐に注目。」

(タ)振り付けたんだ。

(大)そうっすね。今回も。はい。まあでもホント今回は、スタジオに二日ぐらい籠って。今回のコンセプトというか、まああんまり激しくならなく、細か過ぎる振付にしない。踊り過ぎない。いやあ難しかったっすねえ。
 
(タ)どう、大野の振付は。

(松)あのー、リーダー、やっぱ独特で。カウントでこう、つけていかないっす。ワンツースリーフォーとかじゃなくて。音に合わせてやっていくんで。僕らが、そのリーダーがやってんのを後ろでこうやってカウント数えながらやるっていうとこからまず始めるんです。

(二)擬音なんで。基本的に。シュッ、シュッ、びよーん、とかなんですよ。

(大)そうやらないとできないんですよ。タンタカタンタン、タン!みたいな。

(松)いきなりそれ言われるんですよ。

(相)あと、なんか、あれだよね、振り付け中によくわかんないメモを見出すんですけど(ポケットを探る仕草)、そのメモがキッタナくて。

(松)クシャクシャなんだよね。

(相)クッシャクシャ(笑)。あれ何書いてあるんすか?あれ。

(大)いや、あれは、あの、その振付の、歌詞の裏に、フォーメーションとか。忘れないように。あと、浮かんだ振付を、例えばこういう振りだったら、その絵を、描いておくんです。

(松)棒人間みたいの描いてるね。

(大)棒人間みたいなの描いてます。それでも忘れる時は忘れちゃうんですよね。

(松)そうすると休憩になるんです(笑)。

(弘)休憩になるんですね?

(大)思い出し休憩(笑)。

(タ)忍者の役、やってるんだね、映画でね。

(大)そうですね。今回やらせてもらいました。あんまりこう、僕自身は忍術をやるシーンがそこまでなかったんですけれども。でもあの、忍者っていうの実在してたっていうの僕あまり分からなかったんで、本当に侍対忍者っていう戦があったこととか。非常に勉強になりましたね。

(タ)ほう〜。

(弘)キャラクターだと思ってたんですか。

(大)そうです。なんか。あまり、居ないもんだと思ってたんで…

(タ)いや、居た(笑)。居たんだよ(笑)。

(大)居たんですね(笑)。

(弘)はい、嵐の最新曲テレビ初披露、このあとすぐです!



追記
☆Mステ披露時のつなぐの相葉さんや、つなぐMVの相葉さん、パブリックイメージとのギャップでもう…とてつもない電圧発生できるので大好き
(2019)


忍びの国、ゼッタイ良いので観られる方は是非…録画できる人は録画しておくことをお薦め、買える人は買うことをお薦め。忍びの国を観た状態でまた主題歌「つなぐ」(嵐)を聴くと「あぁ…そうか…!そうだよ…!(涙)」…ってなるので…忍びの国を観ていない自分と観た自分とでは違う世界
(2020)