(嵐メンの個人仕事を追うのはこの日記では休もう、と思ったけど
この本については覚書をここにものこしたくなった)
6月17日
#独断と偏見 が届いたので少しずつ読み、まだはじめのほうだけど、つくづく、二宮さんのお仕事は人々への愛だなあ…ご自分がというより他者の良かれを息をするように思ってるのが滲み出てるのってやっぱり嵐に通ずるのでは…そして様々な感覚や考えを言葉にすることがすごくうまくて読んでて快い
金銭に関するお考えとかも…読んでて私の心の首折れるかっていうくらいめっちゃ頷き…
もう寝ないとならないけど脳内反芻してる。肩書を固定されないことの良さについても、二宮さんの説明がしっくりきて気持ち良いなあ…なんかこういうお人が見せてくれる、もののとらえ方、はきっと私や誰かのもののとらえ方を時に柔らかく時に強くしてくれそうで好き
6月18日
読みつつ思った…マルチに多ジャンルで活躍しているタレントさんのファンはその人のどの面を好きでいるかは人それぞれだけど、人間を推す以上はその面のみに推しの行動を限定しようとするのはあまり好ましくない推し方だよなって思ったし、それは芸能人だけでなくどんな人と向き合う時もそう
#独断と偏見 読了、面白かった!世間的にポジティブな概念ネガティブな概念(たとえば「親友」や「古さ」「新しさ」というような)の良い点も悪い点も炙り出せる感覚が良いなあ。人からイメージの固まってる単語について二宮さんがそのイメージを解して別視点の価値観を提示してくれて、
だから既成概念に浸かり言葉を表面的に受け取ってしまうような読み方の人は、とてもこの本とは合わないだろうと想像する。タイトルから、自分の話はあくまでも個人の独断と偏見なので誰かに響けば幸い…という謙虚さも感じた
世間一般に良い(悪い)と思われてるもの、にとらわれず見つめ直すことの意味とか、二宮さんの柔軟な思考に触れていると…読んでるこちらも身の回りの人やものを見る際に、あ、もしかしたら自分の感覚だけが正じゃないかもってなるし
そういう、何かに固執しない世界観や人生観ってとても好き…感情の把握や生死についてのお話も目からウロコ…評価は受け手の決めることという考え方も、ご自分の私欲に走らず仕事や家庭やあらゆる対人の場面で二宮さんが人の喜びを喜ぶ道を選ぶ考え方も良い
ジャニーズ旧事務所や創業者に言及の箇所も、読めば敬愛と感謝が伝わるし、実家のように思ってることも伝わってくる。たしかに切り取られると誤解されそうな言葉はあるけど、その文脈は、分かってくれる読者が分かってくれるだろうと思う、
が、独断と偏見のネットニュースを眺め私が身勝手にも「分かってくれる人にだけじゃなくて分かってくれない人にもも少し分かりやすいようにしてくれたらなあ…」などと押し付け的な我儘願望を私は少なからず持ってたのかも…二宮さんは別にファンの代弁者役ではないというのに
二宮さんが物事を多面的に見ることで様々な人の働きへの解像度と愛情と感謝が大きく、でも、それでいて誰かを傷つける者への許さなさもすごく佳き…ご家族のプライベートに関する報道のあり方についても共感しきり。ホントその通りって思った。全報道マンに読んで欲し… #独断と偏見
普段読みに電子版、保存用に紙の本、両形態買えたので良かった