かっこ良い人の、様々な顔を見たいと思う。特に、普段優しい人が、怖い系の役を演じるのを。CMコスプレでも、ドラマのお芝居でも。
そういうのを観て妄想するのは、ホント楽しい。
演技だと知っているから、安心して味わえる。
妄想は果てしなく繰り広げられる。
その怖い人は、どういう経緯でそういう生を背負ったのか?とか。葛藤してるんだろうか?とか。襲うんだろうか?襲えないんだろうか?
最期はどうなるんだろうか?壊れちゃうんだろうか?優しさはどこかに残ってあるんだろうか?改心しちゃうんだろうか?できないまま死んじゃうんだろうか?
等々。
大野さんの魔王・成瀬領を観てるときも、可哀想とか愛しいとかの感情の他に、ああ、壊れてんなあ、人間の驚くべき部分だなあ、ってそれ自体を面白がって観る自分がいて
そのたびに脳が活性化されてた。
二宮さんのポッキーCM・デビルニノは、怖いというより、可愛かった。不機嫌顔が堪らなく良かった!結末がみんなの投票によって二通り用意されていたけど、どちらも観たかった。
そういうね、役柄ならではの表情を観るのも嬉しいし、そこから妄想するの大好き。
※冷酷悪役への憧れについては、以前にも書いた。
↓
http://d.hatena.ne.jp/attt5attt/20150805/1438755446
で、ポスターを見た時から、設定が美味しそうだなあと、待ちに待ってた、
あいばんぱいあCM動画。おー、来たー!って思った。
だけど、それが、なんていうか、そんな怖い風情のようでいて、実はあんまり怖くない。どっちかというと、面白い。
いや、面白いって言い切ってしまうには綺麗、いや、綺麗って言い切ってしまうには怖い、怖いって言い切ってしまうには面白(振り出しに戻る)
えーとね、うーん、何て表現していいやらもう、わからないですよ。相葉さんのお顔や表情って、改めて観ると、つくづく不思議で。
各パーツが、開いた時と閉じた時と。上げた時と伏せた時と。全然違う雰囲気の絵が出るようになっているお顔だから、こうなるんだなあ、ってこと。
この人のお顔は、何とも不思議なんだ。あどけないようでいて大人だから
それまでのミスタードーナツのCMでは、爽やかさとか、キュートな感じの、少年っぽさ、を出してたのに
同一人物であのメイクと衣装を施してみると、病んだ感じがとてもある。病んでて且つ綺麗なんだけど、整い過ぎてもいなくて、
なのに何だか艶っぽくて、
なのに、どこか不気味な造作が出る。なのに、何だか
そこはかとなく可笑しい。
この人のことは、あらゆる場面で「○○なのに、何だか○○なのに、何だかそこはかとなく可笑しい」というキーワードで語りたくなる。
そしてこのミスド棺桶編CMは、BGMがまず妙ちきりんなのに調和しているし、ポンデシュードーナツを喰らう吸血鬼ていう設定がもう微笑ましいし、
「冷静に考えたらこの人、いったい何してんの?」って突っ込みたくなるのに無駄に綺麗なカラコン目元でこっちを見てくるので、もう
どうしたらいいんだろうか。
モッチーリーーーィって巻き舌してるし。クスっと笑っちゃう。ただ怖いじゃ終わらせてくれない絶対。
これ、ディスコスター様のときにも思ったんだけど
「冷静に考えたらこの人、いったい何してんの?」って突っ込みたくなるのに、無駄に美しい表情がある、
という役を全うできるのって、相葉さんって、素晴らしくないですか?(はい、素晴らしいです)
※この件に関連する自アカの呟き
☆おおばやしみゆきさんの漫画「モンスターキャンディ」ってのがある。人の血を吸うイケメン宇宙人は吸血する際に、人体に何らかの快楽物質を注入する。彼に毎日少しずつ食料にされる女子達は、それが忘れられず自分から差し出すというやばい少女漫画。あいばんぱいあ、もしもこんなだったら息絶える
☆など、冗談じゃないほど相葉さんのヴァンパイアコスチュームに素敵な想像を掻き立てられる今日この頃だけど、そういえば松本さんが黒装束系の役をやるなら何がいいだろうと考えて、やっぱりBJをやってほしい
☆ミスタードーナツサイトから、相葉さんバンパイアCM映像視聴。やっぱりこのひとは何かを翻したりするのが似合い過ぎる。カラコンも合ってい過ぎる。可愛い要素から怖い要素からなんでもかんでも出てくる可能性ポテンシャル含んでい過ぎる存在。
☆相葉さんバンパイアCMについて追加で叫びたいことあり。ラーメチャンタラギッチョンチョンデパイノパイノパーイっていう東京節?なる唄と、サン=サーンスの水族館の曲、ユーモラスと神秘性がキモい程にごっちゃに配合されたBGMが、ある意味で相葉さんの味を象徴してると思うんです(2015.9)